こんにちは。
お正月ムードも去り、普段の生活に戻ってきましたね。
気持ち新たに、頑張って参りましょう(^^)
今日はイベントの告知です。
「グレースギャべ®︎展」開催!!
1月31日(金)から3日間、毎年恒例のギャべ展を開催致します。
例年3月に行っておりましたが、今年は1月に早めての開催となります。
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開催概要
「グレースギャべ®︎展」
日時 静岡店 2025年1月31日(金)〜2月2日(日)
会場 栗田家具センター静岡店1階特設ブース
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年に1回、3日間の期間限定となりますのでお見逃しなく。
「ギャべってなあに?」
ギャベ(ギャッベ)は、イラン南西部ザグロス山脈の高原地帯で遊牧生活を営むカシュガイ族の女性が、家族の幸せを願って一点一点織り上げる手織絨毯です。
羊の毛を刈り、糸を紡ぎ、大地に自生する草木で染めて、原始的な織機を使って伝統の手織技術で織り上げます。
女性たちが心に感じたままに描く文様には、家庭円満や子孫繁栄、健康長寿、水への感謝などの思いが込められています。雄大な自然を映した色彩は、鮮やかで深みのある美しさです。
「ギャべの特徴」
ギャベとは、ペルシャ語で「粗い」という意味があり、長い毛足を持つ絨毯の一種を指します。
ギャベはイラン各地で織られていますが、カシュガイ族のギャベは羊毛のみで織られ、表に出ない横系にも羊毛が使用されます。
羊は毛の繊維が長く柔らかいザグロス種で、ペルシャ絨毯とは違った素朴な風合いが魅力です。
カシュガイ族伝統の「イラン南西部・ファールス州の絨毯織り技術」は2010年ユネスコ世界無形文化遺産にも認定されました。
「ギャべの色」
ギャベに用いられる天然染料は、地方によって各地に自生しているものが使われるため限定することはできませんが、代表的なものをご紹介します。(一部化学染料も使用されます)
「赤」
西洋アカネの根、ケシの実、コチニール
「黄」
ザクロ、ウコン、ポプラ
「緑」
ジャシール、クルミの実、ブドウの若葉
「青」
藍の葉(インディゴ)、ナスの皮
「茶」
クルミの葉、桃の葉、栗の葉
「ギャべの文様」
織り手の女性たちが、遊牧生活の中で目にする自然の景色や身近な出来事を思いのままに織り込むギャべ。
ひとつひとつの文様(モチーフ)には、彼女たちの思いや願いが込められています。
「大樹」
健康や長寿への願い、家・家系の繁栄、子どもの健やかな成長
「鳥」
神の使者、飛翔願望、幸福への憧れ
「四角形」
良質な水場、井戸、生命の根源
「ラクダ」
富、財産、耐久力
「鹿」
家庭円満、愛情、家族愛
「人・子ども」
誕生、健康
「女性」
多産、愛情
「ギャべのお手入れ」
日頃のお手入れは掃除機をかけるだけでOK。
ただし、房のあるタイプの場合はロボット掃除機を使用すると絡みついてしまうことがあるので注意が必要です。
また、ギャベには天然羊毛がもつ油分により、ある程度汚れを弾く性質があります。
万が一飲み物などをこぼしてしまってもすぐに拭き取れば、跡が残りにくいです。 ※衛生的には数年に一度、クリーニングに出すようにしましょう。
それでも汚れが気になるときはしっかりと絞った雑巾で毛足に沿って拭き、十分に乾燥させてください。
グレースギャベ®展2024の様子↓
当日はイランの遊牧民がひとつひとつ思いを込めて織り上げた素敵な絨毯が並びます。
運命の一枚と出逢ってみませんか?
ご来場お待ちしております!